「沈黙ーサイレンスー」
映画館での予告で何回も流れてて、絶対観ないだろうと決めてかかってたがまさか観ることになるとはw
巨匠マーティンスコセッシが企画から全て携わったということ、観た方々の素晴らしいレビュー、そしてこういう現実があったということを自分に突きつけたいという想いで鑑賞。
いや、圧巻の160分!!凄まじい、、、映像もキャストも何もかも。そして覆された自分の常識。今まで、映画って劇中歌が大きなウエイトを占めると思っていたけどあえて音楽を使わないことで作品の重厚さが増していく。
凄惨なシーンの数々、斬首、拷問も多々あり救いなど何も無い。
それでも160分という時間を全く長いと感じさせないほど色々な感情に揺さぶられる。
信仰とは何なのか?神とは何なのか?
自分が強く信じているからこそ、それは時として多くの犠牲を生む。
もっと早く棄教すれば良かったのにという想いと、それでも布教というものを貫いて欲しかったという想いが入り交じる。
後半のロドリゴの葛藤、、、そしてラストシーンに涙が止まりません。
どんな想いだったのだろうか、、。
もはや感情というものは無くなるのだろうか。
日本人俳優達も大活躍!っていうかこれは邦画か?というぐらい出てたw
イッセー尾形、浅野忠信、窪塚洋介なども勿論素晴らしいが片桐はいり、小松菜奈など村人達のクオリティも半端ない。
沈黙という意味がわかった時の絶望とも希望とも取れるような感情が自分に湧いてきた時、本当に辛かった。
名作と呼ぶにふさわしい作品♡
増田健太 Ownd
美容師としての毎日を記します。
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